こんにちは、フレミングです。ご機嫌いかがですか?
みんな踏切にイライラ!
フレミングの住む京王沿線の街には、たくさんの踏切があります。高架化工事により、2022年までに踏切の解消を目指していますが、2019年現在では未だに「開かずの踏切」が残っています。
朝晩のラッシュアワーに踏切に捕まると平気で10分くらいは経ってしまうので、とてもイライラしてしまいます。周りの人もウンザリしているようで、(良くないことだけど)遮断器が締まりかけると慌てて駆け込む人もちらほら。
京急の踏切事故、本当に恐ろしいですね。
2019年9月5日(木)、京急線の神奈川新町駅付近の踏切内で、立ち往生していたトラックに列車が衝突する事故が起きました。
トラックの運転手さんがお亡くなりになり、乗客の方も多数ケガをされたそうです。また、鉄道もストップしたために多くの人の足に影響がでました。運転手の方のご冥福と、乗客の皆さんの一日も早い回復をお祈りいたします。そして、復旧に尽力されている方々を陰ながら応援しています。
なぜ、踏切事故は起きるのか?
踏切事故の種類
それにしても、踏切事故はなぜ起きるのでしょうか。ニュースを見ていても、電車ユーザーとしての体感的にも、しょっちゅう事故が起こって電車が止まっているように思えます。
特に被害や交通への影響が大きい、車両と列車の衝突事故について見てみましょう。大きく次の3種類に分けられます。(参照:運輸安全委員会)
1.直前横断
これは、列車が踏切を通過する直前に、車両が踏切に侵入したために起こる事故です。早く線路を越えようとして、遮断器が降りかけているのに踏切に入ってしまい、渡りきれなかったケースなどでしょう。
2.停滞・エンスト・落輪
一方、車両が踏切に進入した後で、何らかのトラブルで脱出できなくなったケースもあります。今回の京急の踏切事故でも、トラックが踏切内で立ち往生していたとの話もありますので、このパターンだったのかも知れません。
3.限界支障・側面衝突
そして、車両が列車の側面に接触するケースもあります。このようなことは、車両が列車との距離感覚を間違えて停車しているせいで起こります。
それぞれの事故のパターンの割合
上の図で、事故パターン別の件数を見てみましょう。これを見ると、
(1)多少の増減はありながらも、事故件数は減る傾向にある。特に「直前横断」パターンの事故は減少している。
(2)そのため、相対的に「停滞・エンスト・落輪」パターンの割合が増えている
ことが分かります。「事故は減っている」というのは、フレミングにとっては意外でした。自分が乗っている電車が遠くの踏切事故の影響で止まると印象に残りやすいのかも!?
また、「直前横断」パターンは、言ってみれば無理な横断が多いと考えられます。このパターンの事故が減っているということは、運転者の意識が高まってきているのかも知れませんね。
どうすれば、踏切事故を防げるのか?
大前提として、フレミングは、なるべく踏切自体をなくして欲しいと思います。踏切によるクルマや歩行者のタイムロスは無視できませんし、踏切がある以上は事故ゼロは難しいからです。
そのうえで、どうしたら踏切事故を防げるのかを考えてみました。
焦らず、慌てず、線路を超えろ
なんと言っても踏切での交通ルールを守ることに尽きるでしょう。前の車が踏切を超えたからといって、焦って渡らずにキチンと一時停止、左右確認を忘れないことです。
たとえ後ろのクルマにクラクションを鳴らされたり煽りを受けたりしても、身の安全には代えられません。煽り対策としては、ドライブレコーダーの装着がオススメです。
踏切での五箇条
覚えやすいように、「踏切での五箇条」をご紹介します。これは私が勝手に言っているわけではなく、運輸安全委員会の教えてくれる注意点に基づいています。
その1.『列車は急に止まれない。手前で必ず一時停止!』
これは言うまでもありませんね。そもそも運転免許を取るときにも習ったはずです。
その2.『カンカン鳴ったら絶対入るな!』
駅のホームでの駆け込み乗車の感覚で線路を渡ってしまうのかも知れません(駆け込み乗車だっていけませんが)。でも、踏切の横断の危険さはレベルが違います。命がかかっています。
その3.『 踏切を超えた先に自分の車が停められるスペースがあるか確認!』
繰り返しになりますが、焦らず、慌てず、煽りに負けず、の精神が大事ですね。
その4.『 立ち往生してしまったら、「非常ボタン」か「発煙筒」』
「停滞・エンスト・落輪」パターンの事故の場合は、安全な場所に移って、列車に立ち往生したことを伝えましょう。
その5.『 踏切通過中に遮断機が下りちゃったら、慌てずにゆっくり前進。遮断機は斜め上にあがります。』
これは知らないと実践できないですね。
まとめ
いかがでしたか?何よりも、気持ちに余裕を持って対応することですね。
・焦って渡らない
・立ち往生しても慌てない
ことが大事ですね。
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