満月が導く運命

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たとえ信仰心のない人でも神秘的な気持ちにさせる満月。自分の運命に興味がある人なら、満月について最低限知っておく必要のあることがあります。ここでは、満月の性質を知り、その強力な波動を味方につける方法を説明します。

なぜ月は満ちて美しい円を描くのか?

「月が満ちる」と書くように、満月は1ヶ月に1回、定められたように姿を表します。それは、太陽と地球、そして月の運行の関係で、太陽の光が月の表面を完全に照らすときに起こるものです。月、それ自体は光を発することはありません。月が最も明るく、完全な円を描いて輝いているとき、太陽はその無限のエネルギーを月面に放射し、輝きを与えているのです。太陽光の波動を受け取った月は、その神秘的な力でエネルギーを変換して地球に届け、わたし達の運命を導いているのです。

月が最大の力を発揮するのは、満月の日を含めた前後3日間だと言われています。その間、月は人の心を惑わせ、自然にさえ大きな影響を与えます。この期間を上手に使えば普段は到底使えないような力を得ることができます。でも注意して!この力は諸刃の剣。十分な知識なしに満月をただ利用しようとすると、月の力に取り込まれて帰って来られなくなるかも知れません。。。

満月が人に及ぼす力とは?

人類誕生から何百万年もの間、いや、生命誕生から何十億年もの間、生きものは月の重力の影響を受け、塩の満ち引きに左右され、月の巡りの周期で生きてきました、文明が発達した現在でも、私たちが生きものであることは変わりません。太古の記憶の遺伝子を受け継いだ現代人も、へその緒のような波動エネルギーによって月に繋がれて、はるか遠い宇宙と交信して影響を受けているのです。その感覚は、表立って感じることはなくても体がわかっているものです。

月は、新月に姿を消し、満月に最大の大きさになります。つまり新月はリセットと未来と新転機を意味するのに対し、満月は充実と成果と集大成を意味する時です。夜が暗闇に包まれる新月の段階から始まり、月面は2週間にわたって太陽からの光を受け止めて集めてスクスクと成長していき、ついには満月として姿を現します。月が完全に満ちること、それは、太陽と地球と月が絡み合う相乗効果の終着点であり、新月に始まる物語のエネルギッシュな頂点です。

月が徐々に満ちていくにつれて、地球上で月の波動を受け取る私たち中にもエネルギーが蓄積されていきます。私たちの体の85%は海水と近い成分でできていると言われますが、満ちていく月は私たちにエネルギーを送り、体の組成を再構築し、気持ちをリフレッシュしていきます。

何か目標を建てるときは、新月を起点として満月のときにピークを迎えるようにすると良い、とされているのはそういう理由です。月の波動を受けて徐々に膨らんでいく精神エネルギーは、勉強でも恋愛でも仕事でも、物事に向かって取り組んだり、計画のマイルストーンを達成したりするのに最適な状態に体と心を持っていってくれます。言わば、月の前向きなエネルギーと勢い借りることが、目標を達成するキーポイントなのです。

満月を含めた前後3日の「ピーク期」を過ぎると、月は少しずつ小さくなっていきます。月光の量が減り始めてから新月に至るこの時期は、緊張した心と体を解放するのに最適なデトックス期間です。あなたの好きなもので心に肥料をあげましょう。そして体を緩めてこわばった筋肉を解しましょう。ストレッチやヨガを始めると効果が最大になるそうです。この時期はまた、新月から満月にかけて行ったことを振り返るのにふさわしい期間です。成し遂げたこと、残念ながら達成できなかったことを断舎離するのに最適な時期です。そう、新月に向かう時期はお別れの時期でもあります。悪縁にはキッパリと背を向けて次の充実した満月期を待ちましょう。

満月のときにすべきこと

瞑想をしましょう

満月のときは、明るい月からの波動を利用して瞑想するのにとても適した時期です。あなたなりの儀式を行って満月の瞑想をして、あなたの目標に焦点を当ててください。満月の強力なエネルギーが、あなたをゴムまりのように目標に向かって跳ね転がしてくれるでしょう。おすすめの瞑想の順序は次のようになります。

  • まず、月光が差し込む静かな場所に座ります。決して邪魔されず、人に覗き込まれないような場所を見つけてください。庭の離れにある小部屋がピッタリです。
  • ヨガの安楽座のポーズを取ってください。そして、体が部屋の温度に馴染むまでゆっくりと腹式呼吸を続けましょう。
  • まぶたを閉じて、月の光が部屋とあなたの体を満たしているのを感じてください。月光が体を満たし始めると、閉じたまぶたの裏側にぼんやりと黄色い光がちらつき出します。やがてその光も落ち着いて、自分と周囲が一体になった感覚が得られるはずです。
  • ゆっくりとした呼吸を続けていると、月光が精神を包み込み、神経の隅々まで入り込んでゆくことが感じられるはずです。稲光のように神経をさかのぼった月光は、体幹を通って心臓に到達し、やがて頭の中が穏やかな光に満ちてゆきます。
  • 十分に満足したら、ゆっくりと目を開けてください。

あなた自身を解放します

満月から新月までの期間は、人生にこびりついたぜい肉を脱ぎ捨てるのに適した期間です。満月のときに、あなたが人生から手放したいもの、別れたいものをリストに書き出してください。その後、新月までの間、月の光を受けられる場所でそのリストを読み上げます。読み上げが終わったら、「私は私を解放します」と言葉に出して言います。月の光が徐々に痩せていくにつれて、あなたのリストに書き出されたものたちが少しずつ心から押し出されていくことでしょう。

月風呂に入りましょう

満月のエネルギーを吸い込んだお風呂に入ることで、体に月の波動エネルギーを取り込んで精神を活性化させることができます。満月に時期が来たら、お気に入りの入浴剤やムーンストーン、水晶やアクセサリーを月光浴させてください。月光浴と言っても、オーガニックコットンの布にそれらの品を載せて一晩のあいだ月光の差し込む場所に置いておくだけでOKです。それらの品を水に沈めたり身に付けたりして半身浴をすれば、癒やしの力があなたを包み、細胞が活性化していくことでしょう。

満月のときにしてはいけないこと

新しい何かを始めること

満月は集大成の時期、成果を受け取る頂点の時期です。新月から少しずつ膨らんできたものが満月のときに姿を表します。逆に、満月のときに新しい何かを始めても、月の波動エネルギーが少しずつ減っていってしまい、力を注いでも注いでも穴の空いたバケツのように水が貯まらない状態になってしまいます。何か始めたいことがある場合はメモにとっておいて、次の新月までの間に計画表を作りましょう。大丈夫。新月までの間には、考えたり計画を修正したりする時間がたっぷりとあります。

心身にストレスをかけること

満月とは、祝祭の時期でもあります。祝祭は嬉しいことですが、心身に緊張感が走り、大きな負担がかかっている時期でもあります。楽しい状態ではあっても、エネルギーは少しずつ消費されています。そんなときに余計なストレスを抱え込むのは厳禁。どうか、深呼吸とリラックスを忘れないで。

大きな決断をすること

満月の期間は感情が大きく揺り動かされ、少しの刺激にも敏感に反応しがちです。そんなときに恋人との付き合いや別れ、金額の高い買い物、転職などの大きな決断をすると、のちのち後悔することになりかねません。はっきりした根拠がない場合は、満月の時期に大きな決断しないでください。

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