【商標】京都芸術大だけじゃない~商標対決の行方【サンデー毎日】

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「京都芸術大」の名称を巡ってバトル勃発

「京都造形芸術大」VS「京都市立芸術大」

京都市内に拠点を置く2つの芸術大学の間でドロドロしたバトルが火を噴いています。サンデー毎日2019年9月29日号によれば、きっかけは造形大側が「京都芸術大」に名前を変更すると市立芸大側に通知したこと。


サンデー毎日 2019年 9/29号 [雑誌]

争いの行方は…?

今では特許庁への商標出願合戦や、市立芸大からの名称使用の差し止め訴訟にまで発展してしまいました。

サンデー毎日に高島秀行弁護士が寄せたコメントによれば、「市立芸大が『京都芸術大』『京芸』などの名称で周知されていると言えるか、新しく申請された『京都芸術大』と誤認されてしまうか」が問題点とのこと。

受験生の間での名称の浸透度が重要なんですね~。

どちらの大学も素晴らしいアーティストの先生方がいらっしゃるので、できれば芸術的に解決して欲しいものです。

学校名をめぐる問題は他にも…

「中京学院大中京高校」と「中京大中京高校」

どちらも高校野球の強豪校として有名です。甲子園で対決したらどんな実況になるんだろう!?

「ジョンソン・エンド・ジョンソン」と「ジョンソン」

バンドエイドや高配当株で有名な「ジョンソン・エンド・ジョンソン」と、カビキラーで知られた「ジョンソン」、実は全く関係ない別会社だそうです。

コールセンターへの間違い電話も多く、お互いに電話番号を教えあっているとのこと。面白いですね。

社長さん、商標登録を忘れずに!

どの問題も、早めに商標登録を行っていれば起こらなかったかも知れません。

性善説で鷹揚に構えるスタイルから、「無駄な争いを防ぐための転ばぬ先の杖」としての商標出願を考えてはどうでしょうか?

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